きょうの猫村さん9・10

きょうの猫村さん9・10

7・8 ほしよりこ マガジンハウス

昨年末に読んだ7・8巻の続き。遠い昔に読み始めた漫画の続きがあることに最近気づいて読み継いでいる。9巻は2014年12月から2016年4月まで描いたものが収録されていたが、10巻は2016年4月から2023年4月までの分の収録。ってことは、7年かかってるってこと!おお、その間、忘れていてよかった。でないと、続きはまだか?と「ガラスの仮面」ばりにじりじりと待たねばならなかったではないか(笑)。

今回の二巻分はかなりダイナミックな動きがあって、猫村さんは誘拐されそうになるのだが、本人(本猫?)は気が付いていない。奥様と、教授を狙う女編集者のバチバチもある。二人とも自分の存在に疑問を感じたりして、結構深い展開だぞ。能天気な猫村さんはそんなことには一切気づかず、今できることを、多少悩みつつも、結局楽しく頑張ってやり続けているのだ。いいなあ、猫村さんキャラ。頭でっかちにあれこれ悩むくらいならこうありたい、と思ってしまう。

心が晴れない日が続く。圧迫骨折で手術を受けた老母であるが、リハビリは進んでおらず、もう駄目だなんて言っているらしい。明日は様子を見に行き、ソーシャルワーカーさんとリハビリの先生と話し合いである。もはや独居自活は無理だろうなあ。母の行く先を決めねばならない。これから旅の予定も迫っているのだが、行けるだろうか、私。