ひとり上手な結婚

2021年7月24日

「ひとり上手な結婚」山本文緒 伊藤理佐 講談社 25

山本文緒も伊藤理佐も、二回目の結婚を進行中。新婚状態の二人が、結婚について、読者の質問に答えつつ、語った本。アラフォーの二人が、互いに「ふみふみ」「りさりさ」と呼び合い、夫を「王子」「オットの人」と呼ぶ。うーむ、それだけで、痛いなあ・・・・。

と、言いながら、読んだ感想は、実は、「若いなあ」だったりするのだから、自分のおばさん度の高さに愕然としてしまう。まあ、結婚に関しては、二十年以上のキャリアがあるからねえ。

「結婚ってどうやってするんですか?」という質問に、運動神経の鈍かった山本文緒は、「結婚できている人は、もともと結婚神経に恵まれているだけ」と看破している。うーむ、そうかも。若い頃、やたらと恋愛神経の発達している人がたまにいて、次から次へとパートナーを取っ換え引っ換えして、そのたびに惚れた腫れた振った振られたと大騒ぎしているのを見て、ご苦労なことだなあ、と私は思ったものだ。かくいう私は、恋愛神経はともかく、結婚神経は、割にあったのかもしれない、と思う。

ところで、伊藤理佐のオットの人は、実は吉田戦車なのよね。吉田戦車は、我々夫婦の新婚時代、密かなわがやブームになった漫画家さんで、「酢屋の銀次」とか、大好きでした。すごく変わった漫画を書く人なので、面白いけれど、友達にはなれないだろうなあ、と思ったものだ。あの人と、結婚してるのねえ、りさりさ。

2011/5/7