40 エーリヒ・ケストナー作 池田香代子訳 岩波少年文庫
夏の岩波少年文庫フェア2025で購入したまま未読だった本。未読と言ったって、子ども時代に読んではいるのだが、池田さんの新訳では初めて。
久しぶりに読んだら面白かった。さすがケストナー。全然古びてない。二人の女の子のドキドキが、アラカンのおばちゃんにだってリアルに伝わる。大人たちは、子どもの気持ちを捉えそこなうこともあるけれど、基盤にあるのは深い愛情だ。いいよなあ。児童文学ってこういうものだ。こういう物語に私は支えられて子ども時代を生きたのだと思う。
どんどん悪くなるこの国で生きていて、気持ちもずんずん落ち込んでいくけれど、こんな物語を読み返すと、頑張って生きなくちゃと思えるからいいね。
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