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「ケトル vol.16 やっぱりタモリが大好き!」太田出版
ケトルという雑誌を初めて知った。タモリ関連の書籍を検索して行き当たったので図書館で探したらあった。かつてタモリと「愛の傾向と対策」という対談本を出した松岡正剛へのインタビューと、水道橋博士のタモリ論、そしてタモリ関連の情報が山ほど入った一冊である。
タモリ三原則
①仕込まない
②批判しない
③力まない (引用は「ケトルvol.16 やっぱりタモリが大好き!」より
が最初に大きく掲げられている。後はひたすら細かい字で呆れるほどたくさんのどうでもいい(?)タモリ情報が書かれていて、老眼の身にはなかなかつらい雑誌であった。「愛の傾向と対策」は地元の図書館には置いていないようで残念だ。
タモリは、どんな人とも一定の距離を取る、という論評に納得した。そういう意味で村上春樹に似ている、というのにはちょっと笑った。でも、そうかもね。
2015/12/24