81 谷川俊太郎・文 大竹伸朗・絵 クレヨンハウス
因島「SEA BRIDGE」で読んだ最後の絵本。
谷川さんはお亡くなりになったけど、彼の残した作品は山ほどあって、いつまでだって子どもも大人も楽しませてくれる。この絵本は赤ちゃん絵本だけれど、どんな年齢の人間だって実は楽しめる。
「ばーれ だーれ あまはんどら!」
不思議な生き物がうごきだす。
「ほしくのしく りしくみしく てしくにゅく」
「みょぷらぬ のに?」
息子が赤ん坊だったころ、言葉が出るのが遅くて、半分人語のような、半分呪文のような音が、彼の口からはこぼれ出ていた。何を言っているのか、なんだか私にはわかってしまって、そして一緒に笑ったり、怒ったり、泣いたりしたのだった。
声に出して読んでみると、その時の気持ちがちゃんと音になって出てくる。
そんな絵本だ。
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