120 エーリヒ・ケストナー 岩波少年文庫
これも「飛ぶ教室」同様、夏の岩波少年文庫フェア2024「ケストナーとドイツの作家たち」に応募するために買った本である。池田香代子氏による新訳。
ものすごく久しぶりに読んだ。「飛ぶ教室」同様、いろんなことを思い出した。私が友達を誘ってみんなで何かを企んでことを起こすのが好きだったのは、たぶんこの本の影響だ。新聞記者になってみたいと思うようになったのも、この本のせいだったかもしれない。実現しなかったけどさ。子どもだけの力でも何かできるものだ、という変な確信を身に着けたのも、この本の責任だ(笑)。そうだったのか、そうだったのだなあ。
子どものころ読んだ本を読み返すと、いろんなことがよみがえる。新しく読みたい本もたくさんあるのに、読み返したい本もたくさんあって、ああ、時間がいくらあっても足りないなあ。
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