101 原泰久 集英社
悪いことばかり続いている。最新の問題だと、下痢と頭痛で四日寝込んだ。寝込んだ原因を話すとさらに長くなるので割愛。まだ体調は万全ではない。倒れている間にパソコンが壊れた。ノートパソコンのキーボード全面がパックリ口を開けたのだ。たぶん、熱でバッテリーが膨張したのだと思われる。爆発したら怖いので電源を切った。朦朧とする頭で、もう新しいパソコンを買ってやる、と考えたのだが、データ移行がこれまたハードルが高い。多少、体調が回復したところでパソコン会社に電話したら一週間程度で修理するという。なので、修理に出して、今、この文章は夫のパソコンを借りて書いている。他にも色々問題はあるのだが、とりあえず体調を回復させないと何もできない。
キングダム76を、寝そべりながら読んだのだが、そんなわけでちっとも頭に入ってこない。とにかく戦っている。もう、なんのためにどこと戦っているのかもよくわからない。体調のせいかもしれんが。先日、テレビで「キングダム 大将軍の帰還」を見た。あれは王騎将軍、つまり大沢たかお祭りであった。大沢たかおの王騎将軍っぷりにただただ笑い、堪能する時間であった。それと頭の中でごっちゃになっている。そもそも、もう戦わなくて良い世の中にするために天下統一を果たすなんて言ってボコボコ人を殺しまくっているが、私は知っている。それから何百年、何千年経ったって、まだ人は戦っている。戦いで世の中は良くならない。
などと思いつつもここに76巻の感想を書こうとして前の巻の記録を探したら、なんと74巻までしか記録がない。だが、調べると75巻はたしかに読んだ記憶がある。どうやら旅行中か何かに読んで、記録を忘れていたらしい。まあ、それならそれで別にいい。巻が進んでも、大体の場合、「例によって戦っている」だからね。というわけで、一応、キングダムは76巻までは読んだ。体調が悪いときに読むもんではないなー、というのが正直な感想である。キングダムファンの方、すまぬ。もっと元気なときに読むべきであった。
