プリニウス12

プリニウス12

129 ヤマザキマリ とり・みき 新潮社

記録を見たら、第一巻を読んだのが2017年9月。六年間、読んでたのね。11巻はこちら。終わっちゃった。残念。もともと世界史をよく知らなかった私が、娘の高校時代に教科書を借りたところから始まって、よろよろと勉強しなおし、なんとなくわかったところで「プリニウス」に出会った。我ながら良い展開だったと思う。おかげでローマが好きになったわ。

ヤマザキマリはすごいと思うし、とり・みきも良く伴走したなあと感心するばかり。プリニウスはどこまでも知りたがりのおじさんだったのね。

人間がどれだけ知能と知性を駆使したとしても
自然による審判に
あらがう事はかなわない
悔いのない死というのは・・・
そんな自然の意思を受けてこそ
可能となる・・・         (引用は「プリニウス12」より)

昔も今も、人間も、真実というものも変わらない。
歴史は面白いなあ。
良い漫画だった。