ポルトガル退屈日記 リスボン篇

ポルトガル退屈日記 リスボン篇

86 オルタナ旧市街 

これはいわゆるZINEなのかな。夫が通販で手に入れたようだ。本と一緒に購入のお礼のメモ書きが入っていて、戦争反対、だったか、そんな言葉も書かれていて共感した。旅ができるのは、平和だからだよね。

私たちも今年の一月末から二月にかけてジブラルタルからスペイン、ポルトガルを旅してまわった。折悪しく地中海近辺は大型の低気圧クリスティーン、レオナルドに立て続けにに襲われ、飛行機は飛ばないわ、大嵐に翻弄され、傘は吹っ飛び全身びしょぬれになるわの大惨事旅行であった。

この本は、作者と親しい友人でのポルトガル旅行記リスボン篇である。うらやましいことにカラッと晴れている。いいなあ。回った場所はほぼ我が家と同じなのに、なんて晴れ晴れとしているんだろう。私も旅行記を書くのは割に好きだが、今回の旅はあまりに悲惨であったので、やけくそ愚痴まみれになってしまった。こういうのんびりした旅の記録を読むと芯からうらやましい。

それにしても、作者は何をしている何歳くらいのどんな人なのか、同行したリー・リーさんとはどんな人なのか、さっぱりわからない。わからないように書いてるんだろうけどね。それでも旅の様子はちゃんと伝わって、面白いじゃないか。

パステル・デ・ナタのエッグタルトは、私たちも、もっとたくさん頼めばよかったと思ったよ。あれはうまいよな。リスボンは、魚介がおいしいのという意見にも賛成。ポルト編も読みたいような、読みたくないような。というのも、我々は当初はポルトにも滞在予定だったのに、嵐のせいで直前キャンセルしちゃったのでね。ああ、残念。