118 吉田秋生 小学館
前巻はこちら。田舎の小さな温泉町に住む人々の物語。「海街diary」にちょっとだけ登場した、すずちゃんの義理の弟が主人公だ。人は善意だけで生きているわけではない。悪意、ちょっとした嫌がらせが誰かの人生を左右することもある。それでも、人は人と支え合う。小さな町の少ない人数の中の人間模様。一人一人が丁寧に大事に描かれている。
近所の大型書店が閉店してしまった。ワンフロア全体のコミックス売り場があったのに。ぶらついて、コミックスの新刊に気づくことがもうできなくなってしまった。そういえば「詩歌川」の新刊はまだなんだろうか、とたまたま食卓で話題に出て夫が調べてくれた。つい最近出てたのね。見落とさなくてよかった。
リンク