高知旅行記 6

高知旅行記 6

バスで高知市内に戻る。高知城に行くには、はりまや橋北で降りるといいと運転手さんが教えてくれる。そこで降りると、はりまや橋。日本三大がっかりの一つといわれるだけの貫禄というかなんというか、ねえ。

そこから歩いて高知城を目指す。結構歩くよ、途中、県庁なんかを通り過ぎて、お城によくある、周囲をぐるぐる回ってやっと天守閣へたどり着くパターン。

狭い急な階段をいくつも登って、てっぺんへたどり着くけれど、高所恐怖症の私は外に出られないよー。というわけで、夫が撮った、天守からの眺め。

降りてきたら、猫が出迎えてくれましたとさ。今回の旅は、猫に縁があるみたい。

そこからは、徒歩で宿まで。大浴場に行って先客とちょっとおしゃべり。「どこへ行かれました?」と尋ねられて、植物園と、高知城を上まで、と言ったら「健脚やねえ」ですと。おお、関西のおばちゃんや。その方は、車でぐるぐると高知城の周りを回ったけど、木の枝が邪魔してよう見えんかった、やっと見えるポイントは横断歩道の上や、あわてて写真撮ったわ、ですって。こんな風によその人とお風呂でお話するのも久しぶりだわ。コロナ禍で、おしゃべりは控えめに、と貼り紙がしてあったし、静かに会話して、上がりましょう。

翌朝は、駅からバスで空港に行って、早めに帰宅したのでした。ああ、楽しかった。旅はいいなあ。またどこか行きたいわ。お付き合いいただいて、ありがとうございました。

つけたし。駅や観光案内所にはこんなポスターが貼ってあって、何とも楽しそうだなあと思いました。

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