11月に小学校での読み聞かせの当番が回ってきます。わくわく。テーマは昔話なのですが、導入や時間調整のために、短い本を何冊が選びます。小さい子向けのコーナーに並んだ絵本ですが、侮ることなかれ。絵本の醍醐味のひとつは、実はこういう本の中にあるのではないかと私は思うのです。
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「やさい」 平山和子 さく 福音館書店
だいこん、きゃべつ、とまとにほうれんそう、さつまいも。ていねいに描かれた絵は手に取れるみたいにはっきりしていて、とても美味しそうです。最後にやきいもを、「いただきまーす」。一分程度で読めますが、吸引力は大したものです。
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「ねこガム」 きむらよしお作 福音館書店
頑張っても、45秒くらいかな。でも、これ、どきどきします。うわーっと思います。えええ~って思います。そして、なーんだ、やれやれ。どう読んだらいいのか、ちょっと迷ってますが、やってみましょう。
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「みんな おおあくび」藪内 正幸 さく 福音館書店
これ、最初に読もうかと思っているのですが、いいのかな、最初にあくびさせちゃって。いろんな動物が大あくびしています。それぞれに、個性があるあくびなので、面白い。最後は人間の赤ちゃんが、かわいいおおあくびを見せてくれます。
2012/10/6