寂光院から、今度は三千院へ向かいます。一度、バス停に戻って、そこから反対側へ行くのです。バス停からは、どちらも約15分。うまい具合に真ん中にあるのだなあ、と思ったのですが、よく考えて。真ん中に、バス停を作っただけでしょ。と、自分に突っ込んだ私でした。
ひなびた田舎道を歩くと、柿がたわわに実っています。
秋はなんと美しいのでしょう。
三千院の参道は、寂光院とは違い、お店がいくつも出ています。
三千院は、986年、恵心僧都源信の建立だそうです。仏教音楽発祥の地にして、浄土信仰の聖地。とても広いお寺です。
奥へ奥へと進むと、素朴で可愛らしい野仏に出会いました。
寂光院のほうが、紅葉が色鮮やかな気がしましたが、きっと三千院と紅葉の盛りが違うのでしょう。しかし、少し色の褪せた紅葉もまた、風情があるものです。
三千院の前の食堂で、湯葉の定食をいただきました。それから、参道のお漬物屋さんをいくつか冷やかし、千枚漬けを買って、バスで河原町へ戻りました。
カフェでコーヒーを飲んで一休みしたあと、前回の京都散歩で果たせなかった、いづうの鯖寿司を祇園で買い、帰宅しました。
楽しい楽しい秋の一日でした。
2011/12/5