167「とはいえ、便所は宇宙である」千原ジュニア 扶桑社
168「あながち、便所は宇宙である」千原ジュニア 扶桑社
「はなはだ、便所は宇宙である」で読み落としを発見した二巻と三巻。同じような話題がかぶっているところもあるが、まあ、トイレの中のメモなのだから、仕方なかろう。かぶっていても、その時時でちょっとずつ色を変えているのが判って、コアなファンとしては、そこに成長を感じたりはするわけである。
最初の頃は、何でもかんでも後輩と一緒が良かったジュニちゃんも、だんだんに自我が芽生え、一人で行動しようという気持ちが芽生えてきたようで、おとなになったのね、なんて笑ってしまう。
それにしても相変わらず繊細で、人見知りで、恥ずかしがり屋で、この人このまんまだと大変だよな、と思わずにはいられない。せいじみたいにガサツでおおらかな女性と結婚して、毎日荒波にもまれたほうがいいんじゃないだろうか。
2015/1/19