弱虫ペダル65~76

弱虫ペダル65~76

63~74 渡辺航 秋田書店

前回、64巻まで読んだ。今回はさらに12冊。でも、まだ既刊83巻までには長い道のりが(笑)。

インターハイが終わって、MTBに出会った主人公、坂道くん。そのまんま、今度はMTBで頑張るのかな、と思っていたら夏休みが終わったら、またロードレースに戻っちゃった。でも、MTBで得た知識や技術がちゃんとロードレースにも役に立つんだな。自転車競技部も、新しい体制に入り、一年生の途中で辞めた部員がまた再入部したりして、新しい人間関係が生まれていく。そこでいくつかの小さなレースが行われ、様々な人間模様が描かれる。坂道くんは、いつでも純粋でまっすぐで元気だ。

作者は休みごとに自転車レースに出場したり、自転車旅をしたりしている。その報告も楽しい。ずいぶん自転車が好きなんだな。まあ、好きじゃなきゃこんなマンガ、描けないだろう。

坂道くんが高校を卒業するまでに、あと何年かかるのだろう。次のインターハイに出るまで、どんなに時間がかかるのだろう。漫画ってすごい。永遠に時間が過ぎて行かないものだな。

スポーツに興味はあまりないけれど、なぜかこの漫画だけは読めてしまう。たぶん、主人公の能天気な明るさが好きなんだと思う。お暇な人は、読んでみてね。