弱虫ペダル77

弱虫ペダル77

86渡辺航 秋田書店

住んでいる市の図書館では漫画も貸し出す。「弱虫ペダル」も図書館で借りて読んでいる。だが、最新刊が常にそろっているわけではない。というわけで、ようやっと今回は77巻を借りられたわけです。

一度退部してテニス部にいた子が自転車部に戻ってくる。運だけで勝っているはずの坂道君に、練習で勝って、自分の実力を見せつけてやりたい、と考える。そのために卑怯な手を使ってまで勝つ方策を練る。ほかの人にはバレちゃうんだけどね。でも、坂道くんは例によってそんな策略には気が付かない。実直に走るだけ。

自転車競技は勝つから意味があるんじゃなくて、走っているのが楽しいから。その原則を坂道くんは外さない。いいねえ。そうだと思うよ、実際。私は自分が勝つことより楽しむことを大事にしちゃう人間なので、すごくあっさりこの原則に頷いちゃう。負けず嫌いではない私には(負けても楽しかったからいいや、とすぐに思っちゃうんだよね。)計り知れない世界だ。まあ、それだけではきっと勝てないんだろうとも思う。だから私は勝負ごとに弱いんだしなあ。

というわけで、今回は部内の練習の日々が描かれただけでした。次のインターハイに至るまで、どんだけ巻数をかけるんだか。

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