読書

紙の建築 行動する 

41 坂 茂 岩波書店 少し前、某大学で行われた坂茂の講演会を聞きに行った。建築好きの夫に誘われて、何の気なしに行ったのだが、思いのほか刺激的で非常に興味深い…

マンガ

バカボンド37

40 井上雅彦 講談社 「バカボンド」を読んだのは、なんと2011年5月のことだったらしい。もう覚えてないけど、ブログってこういう時、便利。33巻まで読んだと…

読書

もう私のことはわからないのだけれど

39 姫野カオルコ 日経BP社 「ケーキ嫌い」以来の姫野カオルコである。何冊か読んで、私は姫野カオルコをすっかり信頼した。この本も、好きだ。 13人の中年男女…

読書

裸足で逃げる

38 上間陽子 太田出版 「言葉を失ったあとで」の上間陽子である。この人の仕事はしっかり読まなければと思っていた。だが、これを読むのはつらかった。そんなに厚い…

読書

父ではありませんが 第三者として考える

37 武田砂鉄 集英社 「開局70周年記念TBSラジオ公式読本」以来の武田砂鉄である。ラジオ好きなので、武田砂鉄にもシンパシーを持っている。中央線沿線育ちらし…

読書

グレさんぽ コロナとか養蜂とか京都とか

36 グレゴリ青山 小学館 久しぶりのグレさんぽ。「猫とかキモノとか京都とか」以来だわ。コロナ禍でもグレちゃんの住む亀岡はわりに穏やかに暮らしていたみたい。目…

読書

無人島のふたり

35 山本文緒 新潮社 「そして私は一人になった」以来の山本文緒。「自転しながら公転する」がすごくよかったのに、そう思っていたら、山本文緒さんは亡くなってしま…

読書

ヘルシンキ生活の練習

34 朴沙羅 筑摩書房 「言葉を失ったあとで」を教えてくれた大学の同級生のもうひとつのおすすめ本がこれ。なんというか、すごい本を読んだなあという読後感である。…

読書

ルポ 誰が国語力を殺すのか

33 石井光太 文芸春秋 久しぶりの石井光太である。かつての彼の作品は、貧困や虐待などの話が中心で、ヒリヒリして痛い印象が強かった。だが、最近はもっと深いとこ…

読書

将棋指し腹のうち

32 先崎学 文芸春秋 「うつ病九段」の先崎学氏の本。お元気そうでよかった。前にも書いたが、先崎氏とはバックギャモンの大会でお会いしたことがある。この本にたび…