読書

私はヤギになりたい ヤギ飼い十二カ月

107 内澤旬子 山と渓谷社 新刊が出たら即買いの作家の一人、内澤旬子。これは、「カヨと私 小豆島でヤギと暮らす」と一部内容がかぶるが、ほぼその続編だと思って…

読書

心の窓

106 沢木耕太郎 幻冬舎 最初の子どもが一歳過ぎのころ、私は沢木耕太郎の「深夜特急」に出会った。市役所の出張所の二階にある、小さな図書コーナーでそれを見つけ…

マンガ

きのう何食べた?23

105 よしながふみ 講談社 22巻はこちら。今回は新刊が出たのに早目に気づけてよかった。近所の大型書店が今月末で閉店してしまうのだが、それに間に合った。コミ…

読書

晴れたら空に骨まいて

104 川内有緒 ポプラ社 「空をゆく巨人」の川内有緒。この人のノンフィクションはいいなあ。何かまっすぐな、素直な感じがある。 この本は、大事な人を失い、見送…

読書

ロシア文学の教室

103 奈倉有里 文芸春秋 「夕暮れに夜明けの歌を」の奈倉有里である。あの本では、ロシア国立ゴーリキー文学大学でのアレクセイ・アントーノフ先生の授業がいかに素…

読書

冬季限定ボンボンショコラ事件

102 米澤穂信 東京創元社 夫の旅のお供本。ま、面白かったけど、というので読んでみた。米澤穂信は、「栞と嘘の季節」以来だ。うーむ。このミステリは、頭でっかち…

読書

母の最終講義

101 最相葉月 ミシマ社 「証し」の最相葉月のエッセイ集である。本を書く仕事を初めて30年、還暦を迎え、あちこちに書いてきたエッセイやコラムをまとめての一冊…

読書

めざせ!ムショラン三ツ星

100 黒柳桂子 朝日新聞出版 副題は「刑務所栄養士、今日も受刑者とクサくないメシ作ります」である。 刑務所の食事は受刑者が作っている。調理を教えるのは栄養士…

読書

田舎の紳士服店のモデルの妻

99 宮下奈都 文芸春秋 東京で、大好きな人と結ばれて結婚してかわいい子供にも恵まれて、幸せなはずだったのに、夫がうつ病で(夫の)田舎に帰って専業主婦のくらし…

読書

大力のワーニャ

98 オトフリート・プロイスラー 岩波少年文庫 今年の岩波少年文庫フェアの読者プレゼントが、ケストナー作品をモチーフにしたアクリルキーホルダーであるという情報…