読書

わたしのいないテーブルで

112 丸山正樹 東京創元社 「慟哭は聴こえない」の続編である。前作で生まれた「聴こえない子」の瞳美も四歳になった。瞳美は、すべての授業を手話でおこなう私立の…

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死なれちゃたあとで

111前田隆弘 中央公論社 大学時代の後輩Dが亡くなったとDの元カノから連絡があったところから話が始まる。大学時代、ファミレスでただただ無駄話をし続けた相手だ…

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私の身体を生きる

110 文芸春秋 女性作家による自分の身体にまつわるリレーエッセイ。書き手は以下の17人。 島本理生、村田紗耶香、藤野可織、西加奈子、鈴木涼美、金原ひとみ、千…

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死と生きる 獄中哲学対話

109 池田晶子 陸田真志 新潮社 池田晶子の哲学の本は、16年ほど前に読んだことがあった。わかりやすくて納得のいく、良い本であった。でも、あれは14歳に向け…

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あらゆることは今起こる

108 柴﨑友香 医学書院 ADHDと診断された作家の内側で何が起こっているのか。それを日常のあらゆることから書き起こした本。私はこの人の「待ち遠しい」という…