読書

うそコンシェルジュ

75 津村記久子 新潮社 「水車小屋のネネ」の津村記久子である。すごく信頼できる、読んだらきっと面白い作家だ。 11篇の短編小説が収録された本。とても短いのも…

読書

世界の果てまで行って喰う

地球三周の自転車旅 74 石田ゆうすけ 新潮社 旅好きである。知らない場所で知らない人と出会い、知らないものを食べるのが好きだ。場所も、人も、とてもいいけれど…

読書

僕には鳥の言葉がわかる

73 鈴木俊貴 小学館 「動物たちは何をしゃべっているのか?」で山極寿一氏と対談していた鈴木俊貴の本。彼は若き鳥類学者で、鳥にも言葉や文法があることを発見、今…

読書

炉辺の風おと

72 梨木香歩 毎日新聞出版 「歌わないキビタキ」の前作がこれらしい。毎日新聞「日曜くらぶ」連載エッセイの収録である。2018年から2020年あたりなのでコロ…

読書

南島に輝く女王三輪ヒデ

国のない女の一代記 71 倉沢愛子 岩波書店 「歌わないキビタキ」で紹介されていた本。梨木香歩さんは、あまり知られてはいないけれどとても面白い本をいつも教えて…

読書

ヘタレ人類学者、砂漠をゆく

僕はゆらいで、少しだけ自由になった 70 小西公大 大和書房 学生時代、人類学専攻を目指していた著者は指導教員との飲み会で「自分を壊せ」と諭された。 「人類学…

マンガ

アルキヘンロズカン

69 しまたけひと 双葉社 鳥取、島根、広島を回る旅をしてきた。その話はまた改めて書けたら書きたい。ところで、旅における大きな問題のひとつは、本をどうするか、…