読書

最後の山

148 石川直樹 新潮社 久しぶりの石川直樹である。十年以上ぶりかも。その間に石川直樹は世界に14座ある標高8000メートルを超える山を登り続けてきた。その記…

マンガ

ひねもすのたり日記1~6

147 ちばてつや 小学館 「あしあと」以来のちばてつや。おそらく同時期に描かれたものだと思われる。「あしあと」にも描かれていた、満州からの引き上げの記憶がこ…

読書

図南の翼 十二国記

146 小野不由美 講談社X文庫 「月の影 影の海」に続いて読み返す十二国記シリーズである。夫に言わせると、十二国記はこの本から入ると良いんだそうだ。確かに。…

読書

オランダ館の娘

145 葉室麟 ハヤカワミステリ文庫 葉室麟は以前に読んだことがあるはずなのだが、記録が見つからない。日記をつけ始める前に読んだのかもしれない。 江戸時代、長…

読書

名前のない病気 1・2巻

144 宮川サトシ 小学館 第1回「スペリオールドキュメントコミック大賞」大賞受賞作品。その割にあんまり話題になっていない気がするが、私が知らないだけなのか?…

読書

キングダム77

143 原泰久 集英社 前巻を体調不良の中で読んで「巻が進んでも、大体の場合『例によって戦っている』だから」なんて暴言を吐いてしまってすまぬ。今回は、戦ってな…

読書

どちらでもいい

142 アゴタ・クリストフ 早川書房 近所に不思議な本屋がある。新刊書も古本も扱っているし、いくつもの棚を個人にも貸し出している。その本屋さん主催の企画で、年…

読書

月の影 影の海 上下 十二国記

141 小野不由美 講談社 「十二国記」が日生劇場でミュージカル上演されることになったと聞いて、夫がものすごく頑張ってくれた。演劇好きの友人から聞いてはいたが…

読書

プロジェクト・ヘイル・メアリー

140 アンディ・ウィアー 早川書房 SFは結構ハードルが高い。私がそもそも科学的人間ではないうえに、訳の分からないことに対する恐怖心が強い質だからかもしれな…

読書

元気じゃないけど、悪くない

139 青山ゆみこ ミシマ社 この人、内田樹氏の教え子らしい。なんか聞いたことのある名前だと思ったら、二冊読んでいた。「ほんのちょっと当事者」と「人生最後のご…