読書(旧ブログ)

戸村飯店青春100連発

133 「戸村飯店青春100連発」瀬尾まいこ 理論社 瀬尾まいこは家族を描きたいのかなあ。これも兄弟の物語だ。でも、「幸福な食卓」みたいに重たくはないので、助…

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いとま申して

135 「いとま申して 『童話』の人びと』北村薫 文藝春秋   数日間娘の部屋に泊まった後、定期演奏会で夫と落ち合い、その晩は神戸に宿泊。翌…

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探検家とペネロペちゃん

134 「探検家とペネロペちゃん」角幡唯介 幻冬舎 「極夜行」の角幡唯介である。極限まで自分を追い詰め、できる限り文明を排したところでギリギリの生を極める探検…

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黒い豚の毛、白い豚の毛

130 「黒い豚の毛、白い豚の毛」閻連科 河出書房新社 ノーベル賞有力候補、閻連科の自選短編集。 中国に関わる本を読む時に、いつも不思議な感覚がある。理不尽と…

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東京貧困女子。

129「東京貧困女子。彼女たちはなぜ躓いたのか」中村淳彦 東洋経済新報社 経済が上向きだなんて思わない。景気が良いとか言われても、信じない。…

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夢見る帝国図書館

125 「夢見る帝国図書館」中島京子 文藝春秋 「のろのろ歩け」以来の中島京子。この人の作品は安心して読めるなあ。面白かった。 上の公園のベンチで知り合った喜…

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言い訳

126「言い訳 関東芸人はなぜM-1で勝てないのか」ナイツ塙宣之 集英社新書 お笑いが好きである。と言っても、最近は少し落ち着いてしまった。…

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傑作はまだ

127 「傑作はまだ」瀬尾まいこ エムオン・エンタテインメント 「そして、バトンは渡された」の瀬尾まいこである。あの本について私は「おとぎ話である」と書いた。…

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プリニウス9

124 「プリニウス9」ヤマザキマリ とり・みき 新潮社 半年ぶりの続刊。もう一度、最初から読み直さなくちゃ、と思う。前巻では、ネロがただただダメ人間だったが…