読書(旧ブログ)

飲めば都

108 「飲めば都」北村薫 新潮社 出版社に努めている、飲むとちょっと乱暴になって記憶を失うこともある、都さんという二十代後半の女性が主人公だ。2009年から…

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あとは切手を、一枚貼るだけ

106「あとは切手を、一枚貼るだけ」小川洋子 堀江敏幸 中央公論社 わー、小川洋子の新作だーい、と、共作だということすら気が付かずに予約した…

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うた合わせ

107「うた合わせ 北村薫の百人一首」新潮社 現代短歌をあまり知らない。知っているのは、俵万智と穂村弘くらいだ。この本は、北村薫が毎章、二種…

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神父と頭蓋骨

105「神父と頭蓋骨 北京原人を発見した「異端者」と進化論の発展」アミール・D・アクゼル 早川書房 ダーウィンの進化論を宇宙的規模にまで広げ…

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動物詩集

103「動物詩集」室生犀星 龜鳴屋 日本絵雑誌社版「動物詩集」と冬樹社版「定本 室生犀星全詩集」を底本とし、一部を削除、増補してグレゴリ青山…

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父さんはどうしてヒトラーに投票したの?

104 「父さんはどうしてヒトラーに投票したの?」 ディディエ・デニンクス エルくらぶ 「ベルリンは晴れているか」を思い出した。第二次世界大戦の前、ある家庭の…

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危険な道

99 「危険な道 9.11首謀者と会見した唯一のジャーナリスト」 ユスリー・フーダ 白水社 「私たちの星で」の諸岡カリーマ・エルサムニーが翻訳した、9・11首…

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買おうかどうか

100 「買おうかどうか」岸本葉子 双葉社   2009年の本。買い物依存症ではなく、むしろその逆の人一倍もったいながりやで、ひとつのものを…

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そのうちなんとかなるだろう

101 「そのうちなんとかなるだろう」内田樹 マガジンハウス これは、本当にいい本だった。内田先生が退官される2011年、たまたま神戸女学院大学の近くに住んで…

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井上陽水訳詞集

102 「井上陽水訳詞集」ロバート・キャンベル 講談社   思わぬ病を得て、入院して長い闘病生活を送る中で、毎日、井上陽水の音楽を聞きながら…