読書(旧ブログ)

旅のつばくろ

163 「旅のつばくろ」沢木耕太郎 新潮社 「ニッポン脱力神さま図鑑」同様、ずっと積んだままにしてあった本。やっと読み終えた。なぜ積んだままだったかというと、…

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ニッポン脱力神さま図鑑

162 「ニッポン脱力神さま図鑑」宮田珠己 廣済堂出版 買ったのは随分前。ずっと積んであった。宮田珠己は、我が家では、新刊出たら即買い指定作家である。これは、…

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青春とは、

160 「青春とは、」姫野カオルコ 文藝春秋 「彼女は頭が悪いから」以来の姫野カオルコである。姫野さんは、作品によって文体も人格も若干変わる。この作品はむしろ…

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ふたりは世界一

161 「ふたりは世界一」アンドレス・バルバ 偕成社 「きらめく共和国」のアンドレス・バルバである。結構楽しめる児童文学だった。 すごくちっちゃい男の子のフワ…

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人新世の「資本論」

159 「人新世の「資本論」」斎藤幸平 集英社新書 ガッツリと一週間かけて読んだ。で、どこまで理解したかと問われると自信がない。これは、一年かけてゼミで交代に…

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サキ短編集

158 「サキ短編集」サキ 新潮文庫 津村記久子の「サキの忘れ物」に触発されて、読んだ。茶色く変色したページに、小さい古めかしい活字。いかにも翻訳しましたとい…

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きらめく共和国

157 「きらめく共和国」アンドレス・バルバ 東京創元社 1994年、ジャングルと茶色い川のある亜熱帯の町に、理解不能な言葉を話す子どもたちがどこからともなく…

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せなか町から、ずっと

155 「せなか町から、ずっと」斉藤倫 福音館書店   久しぶりに読んだ児童文学。表紙の細かい柄が素敵だったので、知らない作家だったのに、借…

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魂の邂逅

156 「魂の邂逅 石牟礼道子と渡辺京三」米本浩二 新潮社 渡辺京二という人を、私は石牟礼道子を支えた編集者として認識していた。彼女に心酔し、敬愛し、その仕事…

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サキの忘れ物

154 「サキの忘れ物」津村記久子 新潮社 津村記久子を読むのは四年ぶりくらいかもしれない。久しぶりだったが、そうだ、この人、こういう芸風(?)だったなあ、と…