スモールワールズ
16 一穂ミチ 講談社 吉川英治文学新人賞受賞だって。こういうのはイヤミスとは言わないのだろうか。昔、湊かなえの「告白」を読んだのだが、後味があまりに悪くて、…
本が好き、笑うのが好き。
16 一穂ミチ 講談社 吉川英治文学新人賞受賞だって。こういうのはイヤミスとは言わないのだろうか。昔、湊かなえの「告白」を読んだのだが、後味があまりに悪くて、…
15 市川紗央 文芸春秋 久しぶりに会った友人がこの本を話題にあげた。「知らないことだらけで、そうなのか!と思った」というようなことを言っていた。芥川賞を受賞…
14 内田樹 東洋経済新聞社 毎回思うことだが、内田樹の文章は明解である。難しいことでも、実に分かりやすく書かれている。これは、彼の頭の中で、物事が十分に咀嚼…
13 山本雄二 青弓社 「宮部みゆきが『本よみうり堂』でおすすめした本」で知った本。副題は「〈女子の身体〉と戦後日本」である。 ブルマーというのは、少し前の年…
12 宮部みゆき 角川書店 「よって件のごとし」の続編。三島屋変調百物語としては九巻目。江戸は神田三島町にある袋物屋の「黒白の間」に人を一人招いて語られる話を…
11 幸田文 新潮社 映画「PERFECT DAYS」を見てきた。役所広司の演技が素晴らしい。無口な男の役なのでほとんどセリフがないのに、思いが、感情がしみこ…
10 砂野唯 昭和堂 副題は「エチオピア・デラシャを事例として」。 いやはや、てこずった。実に興味深い内容なのだが、そもそもが修士論文をもとにした本なので、細…
9 宮部みゆき 中公新書ラクレ 旅本三冊目はこれ。本は重いんで、自分で用意したのは「Black Box」と「またたび」の二冊だけ。これは夫がもってきたのを拝借…
8 伊藤比呂美 中央公論社 旅のお供二冊目は伊藤比呂美である。絶対面白い、信頼の伊藤比呂美である。2000年に出された本の文庫化。どんだけ昔なんだい、と思いな…
7 伊藤詩織 文芸春秋 東北三泊四日の旅に出た。JR東日本内乗り放題の「大人の休日倶楽部パス」様のおかげである。温泉に浸かって食って寝て、あとはひたすら読み放…