よく晴れた日にイランへ

96 「よく晴れた日にイランへ」蔵前仁一 旅行人   この本が出されたのは昨年の春のことで、出版記念のトークイベントに行ってこの本を買い、蔵…

恋するソマリア

95 「恋するソマリア」高野秀行 集英社 「謎の独立国家ソマリランド」の続編。前作は講談社ノンフィクション賞を受賞したりして、すっかり高野さんの出世作になった…

日本酒ドラマチック

99 「日本酒ドラマチック 進化と熱狂の時代」山同敦子 講談社   実は、私は酒飲みである。飲酒は罪であると教える家に育って、大学生になって…

原発プロパガンダ

63 「原発プロパガンダ」本間龍 岩波新書   作者は、かつて博報堂に勤務していた人である。原発協賛の宣伝活動を一手に引き受けていた会社の内…

移民の宴

56 「移民の宴 日本に移り住んだ外国人の不思議な食生活」高野秀行 講談社文庫   高野秀行は、その著作をコンプリートしたい作家のひとりであ…

謎のアジア納豆

57 「謎のアジア納豆 そして帰ってきた〈日本納豆〉」高野秀行 新潮社   高野さん、ソマリランドに夢中なのかと思っていたら、その傍らでこん…

シェルパ斉藤の島旅はいつも自転車で

31 「シェルパ斉藤の島旅はいつも自転車で」斎藤政喜 二玄社 シェルパ斉藤は、結構昔から知っている。世界中のトイレを研究して回ったり(『東方見便録:「もの出す…

ポンコツズイ

34 「ポンコツズイ 都立駒込病院ケツ栄内科病棟の4年間」 矢作理絵 集英社 33歳で100万人に5人の確率でなる突発性再生不良性貧血という厚生労働省指定の血…

井田真木子と女子プロレスの時代

8 「井田真木子と女子プロレスの時代」井田真木子 イースト・プレス 私は女子プロレスというものを、全く見たことがないし興味もない。だが、井田真木子というノンフ…