青ノ果テ 花巻農芸高校地学部の夏
95 伊予原 新 新潮文庫 「銀河の図書室」のおかげで「銀河鉄道の夜」を読み直した。大人になって読み返す宮沢賢治は、また違った色合いに読めて、すとんと胸におち…
本が好き、笑うのが好き。
95 伊予原 新 新潮文庫 「銀河の図書室」のおかげで「銀河鉄道の夜」を読み直した。大人になって読み返す宮沢賢治は、また違った色合いに読めて、すとんと胸におち…
92 阿部 暁子 講談社 2025年本屋大賞受賞。「パラ・スター」の作者だ。久しぶりに出会ったと思ったら、こんなに大きくなって。おばちゃん、うれしいよ(笑)。…
89 アーシュラ・K.ル=グウィン 岩波少年文庫 「ゲド戦記」シリーズ最後のストーリーと講演記録、エッセイなどを収録した一冊。ル=グウィンは「暇なんかないわ、…
88 村田喜代子 中央公論新社 大好きな村田喜代子さんの新作。「中央公論」に2023年5月から2024年7月まで連載されたもの。 主人公は美土里という高齢の女…
84 米原信 文芸春秋 鶴屋南北が大活躍していた江戸後期の歌舞伎界の物語。市川團十郎と尾上菊五郎がしのぎを削り、そこへ岩井半四郎や松本幸四郎も絡んでくる。團菊…
83 桐野夏生 中央公論新社 「もっと悪い妻」以来の桐野夏生。この人の書くものは、時として底意地の悪さがあるので、ちょっとエネルギーを要する。でも、この本は一…
79 周防柳 中央公論新社 女性は天皇になれるかなれないかなんて、今頃、論議が盛んになってるけど、その昔、聖武天皇と光明氏の娘は女性だけど天皇になった。それも…
75 津村記久子 新潮社 「水車小屋のネネ」の津村記久子である。すごく信頼できる、読んだらきっと面白い作家だ。 11篇の短編小説が収録された本。とても短いのも…
68 赤染晶子 palmbooks 「乙女の密告」「じゃむパンの日」の赤染晶子である。早逝の作家なので残された作品が少ない。この本は近所の小さな新しい本屋で買…
66 金子玲介 講談社 ずいぶん前に図書館に予約を入れて、ようやく回ってきた。本の雑誌が選ぶ2024年度上半期ベスト10第1位、本屋大賞2025ノミネート、第…