ジョン万次郎 海を渡ったサムライ魂

52 「ジョン万次郎 海を渡ったサムライ魂」マーギー・プロイス 集英社文庫   土佐の貧しい14歳の漁師の子が無人島に流され、アメリカ船に助…

プリニウス7

45 「プリニウス7」ヤマザキマリ とり・みき 新潮社 あら。調べてみたら、過去の記録は第二巻で止まっていたけれど、実は六巻までは既読で、今回、七巻がやっと出…

幕末横浜オランダ商人見聞録

50 「幕末横浜オランダ商人見聞録」 C・T・アッセンデルフト・デ・コーニング 河出書房新社   C・T・アッセンデルフト・デ・コーニングは…

貧困の戦後史

182 「貧困の戦後史 貧困の「かたち」はどう変わったのか」岩田正美 筑摩書房 敗戦、復興、経済成長、「一億総中流社会」、「失われた20年」と貧困について時間…

チャールズ・ホームの日本旅行記

21 「チャールズ・ホームの日本旅行記 日本美術愛好家の見た明治」 チャールズ・ホーム  彩流社   イザベラ・バードの日本旅行記のような、…

届かなかった手紙

166 「届かなかった手紙 原爆開発「マンハッタン計画」科学者たちの叫び」 大平一枝 角川書店   広島、長崎に透過された原爆を製造開発した…

バテレンの世紀

179 「バテレンの世紀」渡辺京二 新潮社 「みんな彗星を見ていた」にもちょっと書いたのだけれど、私はクリスチャンホームに生まれ育ったのに、家族で唯一クリスチ…

リンドグレーンの戦争日記

147 「リンドグレーンの戦争日記」アストリッド・リンドグレーン 岩波書店   「長くつ下のピッピ」は、私には特別な物語で、リンドグレーンは…

大奥 15

148 「大奥 第十五巻」よしながふみ 白泉社 ものすごく久しぶりに高校時代の友人とランチした。待ち合わせ時間にやや早く到着したので書店をぶらついていたら、こ…

愛国とノーサイド

162 「愛国とノーサイド 松任谷家と頭山家」延江浩 講談社 頭山満は、戦前、玄洋社という結社により日本の右翼の一大源流を作った男である。軍国主義を先導した右…