風流江戸雀 / 呑々まんが

119 杉浦日向子 ちくま文庫 旅行中、退屈しないように色々なジャンルの文庫を適当に買い集めて鞄に詰めた。漫画もあったほうがよかろうということで入れたのが、こ…

文豪、社長になる

106 門井慶喜 文藝春秋 腰の引けたメディアが多い中で、攻める姿勢を崩さないのが文春である。良いことばっかりじゃないが、少なくとも忖度抜きに、得た情報を出そ…

辮髪のシャーロック・ホームズ

104 莫理其斯(トレヴァー・モリス) 文芸春秋 これも「モトムラタツヒコの読書の絵日記」に教えられた本。モトムラさんのおかげで読書が広がって、うれしい。 1…

女の子は本当にピンクが好きなのか

102 堀越英美 河出書房 うちの娘はピンクが嫌いだった。私服の幼稚園に通っていたので、着るものには苦労した。なぜかいただき物の衣類はピンクが多い。そして、彼…

卵をめぐる祖父の戦争

96 デイヴィッド・ベニオフ 早川書房 これも「モトムラタツヒコの読書の絵日記」で知った本。たくさん教えてもらってるなあ。 フロリダで隠遁生活を送る祖父はロシ…

天路の旅人

79 沢木耕太郎 新潮社 「飛び立つ季節」以来の沢木耕太郎である。息子が未就園児だったころ、当時住んでいた千葉県の片田舎の役場出張所の二階、小さな図書貸し出し…

バカボンド37

40 井上雅彦 講談社 「バカボンド」を読んだのは、なんと2011年5月のことだったらしい。もう覚えてないけど、ブログってこういう時、便利。33巻まで読んだと…

土偶を読む図鑑

25 竹倉史人 小学館 作者はもともと宗教史や神話の専門家である。大学で神話の講義をしていた時、ふと「縄文時代の神話ってないよね?」と思ったという。文字はない…

神さまってなに?

13 森達也 河出書房新社 「14歳の世渡り術」というシリーズの中の一冊。なるほど、14歳辺りで読むにはよい本かもしれない、と思う。 宗教は難しい。私のことを…

よしながふみ『大奥』を旅する

11 太陽の地図編集部 平凡社 「仕事でも、仕事じゃなくても」のよしながふみが16年かけて完結させた「大奥」の世界を専門家が徹底解説したムック本。「大奥」はず…