おそめ

62 「伝説の銀座マダムおそめ」石井妙子 新潮文庫 「東京プカプカ」で中野翠が面白いと言っていた本。京都と東京にバーを持ち、飛行機で行ったり来たりして「空飛ぶ…

サムライ

8 「サムライ 評伝 三船敏郎」松田美智子 文藝春秋 三船敏郎って、実は大変な大物だ。ベネチア国際映画祭で金獅子賞、銀獅子賞、アメリカ・アカデミー賞外国語映画…

折口信夫の青春

「折口信夫の青春」 富岡多恵子 安藤礼二 ぷねうま舎 146 折口信夫をどれだけ読んだことがあるかと問われれば、殆どない、としか答えようがない。日本文学史の学…

海賊とよばれた男

160 「海賊とよばれた男」百田尚樹 講談社   娘からのおすすめ本。2013年の本屋大賞。出光興産の創始者をモデルにした物語。娘は、主人公…

タモリと戦後ニッポン

111 「タモリと戦後ニッポン」近藤正高 講談社現代新書 タモリが好きである。デビュー直後から、結構好きであった。眠い目をこすりながら、オールナイトニッポンを…

タモリ伝

117 タモリ伝 森田一義も知らない「何者にもなりたくなかった男」タモリの実像 片田直久 コアマガジン 「タモリ論」、「タモリと戦後ニッポン」と読んできて、ま…

世に棲む日日1

95 「世に棲む日日」司馬遼太郎 文春文庫   高2のさくらさんがコメントで教えてくれた本。さくらさん、ありがとう。   …

世に棲む日日234

100 「世に棲む日日 2~4」司馬遼太郎 文春文庫 一巻を読み終えた時点で一度書いたが、ついに最終巻までを読み終えた。久しぶりの司馬遼太郎を堪能した。 吉田…

止まった時計

99 「止まった時計 麻原彰晃の三女・アーチャリーの手記」 松本麗華 講談社   麻原彰晃の三女の、生まれてからこれまでを綴った本である。胸…

十皿の料理

51 「十皿の料理」斉須政雄 朝日出版社   先日、焼き鳥屋へ行った。席はオープンエアというか、要するに外にしつらえてあって、ガラス越しに職…