本の栞にぶら下がる
178 斎藤真理子 岩波書店 韓国文学翻訳者による読書エッセイ集。旅のお供本が足りなくなって、夫から借りたのだけど、とても良い本であった。夫が「サワキが喜びそ…
本が好き、笑うのが好き。
178 斎藤真理子 岩波書店 韓国文学翻訳者による読書エッセイ集。旅のお供本が足りなくなって、夫から借りたのだけど、とても良い本であった。夫が「サワキが喜びそ…
177 藤井一至 山と渓谷社 「マザーツリー」の後にこれを読む、というのはなかなかいい順番であった。「マザーツリー」が森に着目して自然を語るのに対して、こちら…
176 スザンヌ・シマード ダイヤモンド社 測ったら4センチの厚みがある、分厚い本。これはじっくり読まねばならんので、旅先がいいよなあと考え、しばらく温存して…
175 姫野カオルコ 光文社 「結婚は人生の墓場か?」以来の姫野カオルコである。今回のテーマは、「人の見た目」…と言っていいのかなあ。それだけじゃなくて「生…
174 グレゴリ青山 小学館 三月以来のグレゴリ青山。この人の作品は、我が家では出たら即買いなのだけれど、今回は夫が買ってないのでどうしたかと思ったら、WEB…
173 レイラ・セバール 水声社 パリ郊外の団地で暮らすアルジェリア移民女性たちが辻公園に集まってはおしゃべりに興じる。のんきな井戸端会議…というよりは、ひど…
172 桐野夏生 毎日新聞出版 図書館で上下巻を予約したらなぜか下巻だけ先に来て、いつまでも上巻が来ないので、一度返却して再度予約を入れたらまた下巻が先に来て…
171 リディア・デイヴィス 白水社 同じ作者の「サミュエル・ジョンソンが怒っている」を読んで、なんだこれは、と思った。この作品も同じく信頼の岸本佐知子の翻訳…
170 宮島未奈 新潮社 2021年、第20回R-18文学賞を史上初のトリプル受賞(大賞、読者賞、友近賞)した「ありがとう西武大津店」を含む宮島未奈氏のデビュ…
168 津村記久子 毎日新聞出版 谷崎潤一郎賞受賞作。2021年7月から一年間、毎日新聞に連載、加筆修正した小説。素晴らしかった。 津村記久子が好きだ。読んだ…