読書

勇気論

79 内田樹 光文社 毎度おなじみ内田樹センセイである。この方が神戸女学院大学の先生だったころ、たまたまご近所に住んでいた。地の利で、退官記念講演を聞きに行っ…

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わからない

77 岸本佐知子 白水社 岸本佐知子のエッセイ集。この人のエッセイ集は「なんらかの事情」で、面白いと知っていた。翻訳もすごいが、エッセイもすごいのだ。今回は、…

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方舟を燃やす

76 角田光代 新潮社 本当は「家族だから愛したんじゃなくて」より先に読み始めたのだけれど、あまりに重すぎて、何度も休憩を入れている間に「家族だから」を先に読…

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まいまいつぶろ

74 村木嵐 幻冬舎 第13回「本屋が選ぶ時代小説大賞」、第12回「日本歴史時代作家協会賞作品賞」、直木賞候補作。と言っても私は全然知らなくて、夫が読んで面白…

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南太平洋の環礁にて

73 畑中幸子 岩波新書 「女二人のニューギニア」に登場した文化人類学者、畑中幸子の著作である。彼女はこの本を上梓したのちにニューギニアに行き、有吉佐和子を迎…

東北温泉旅行1遠野篇

大人の休日倶楽部に入会している。年寄り(!)向けにJRの切符が割に安く手に入るシステムである。これが、通常、人が旅行したがらないような時期になると、新幹線や特…

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もうあかんわ日記 

72 岸田奈美 ライツ社 どこで見つけたんだっけか、この人。おばあちゃんが認知症で、おかあさんが車いすで、おとうさんはとっくに亡くなっていて、弟がダウン症で、…