読書

ヴェネツィア 都市のコンテクストを読む

42 陣内秀信 鹿島出版会 さて、これも夫の本である。正直言って前の本と似たようなことが書いてある。どっちかっていうと、こっちのほうがより研究書っぽい感じはあ…

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ヴェネツィア 水上の迷宮都市

41 陣内秀信 講談社現代新書 旅の途中で、ついに読み本が尽きてしまった。なので、夫がもってきた本に頼ることに。こういう機会に、自分では選ばないような本に出会…

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お探し物は図書室まで

40青山美智子 ポプラ文庫 2021年本屋大賞第二位の作品。小さな町の図書館をめぐる人々の物語。図書館司書ー太っているというよりは「大きな女の人」で、ひっつめ…

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いつも彼らはどこかに

39 小川洋子 新潮文庫 なんか読んだことあるなー、と思って、帰宅後調べてみたら、あらら、2015年末に読んでいたのでした。短編小説集。「ハモニカ兎」というオ…

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残されたつぶやき

38 山本文緒 角川文庫 題名通り、SNSなどでつぶやかれた日記などを集めた一冊。亡くなる直前の「自転しながら公転する」中央公論文藝賞受賞の言葉が最後に収録さ…

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青い壺

37 有吉佐和子 文春文庫 昭和51年から52年にかけて「文藝春秋」に連載された小説。一度絶版になっていたが、2011年に復刊され、原田ひ香絶賛の帯がきっかけ…

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皆様、関係者の皆様

36 能町みね子 文春文庫 これも週刊文春の連載をまとめた本。エッセイじゃなくてコラム。2020年4月から2021年9月までっていうからごく最近のように思った…

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女は太もも

35 田辺聖子 文春文庫 週刊文春連載エッセイを集めた本らしい。週刊文春の連載ってけっこうおもしろいものが多くて、椎名誠とか、小林信彦とか、好きだったなあ。田…

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薬指の標本

35 小川洋子 新潮文庫 コペンハーゲンで転んでしまった。私がいけない。なぜ、旅先で私は転ぶのだろう。たぶん、己を失うからだ。知らない土地で、心が浮き上がりす…

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34 小川洋子 新潮文庫 コペンハーゲンで読んだ本。薄い短編集。初刊は2006年である。もう二十年近く前なのね。でも、小川洋子らしさにあふれている。 表題作「…