旅行記

発酵ツーリズムほくりく

84 小倉ヒラク fuプロダクション 発酵デザイナーの小倉ヒラク氏による、発酵にまつわる北陸の旅の本。作者は下北沢にある「発酵デパートメント」のオーナー。発酵…

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老人ホームで死ぬほどモテたい

83 上坂あゆ美 書肆侃侃房 なかなかのタイトルであるが、これは短歌集である。ちなみに出版社名も読みにくいよね。「しょしかんかんぼう」と読むのだそうです。以後…

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普通という異常 健常発達という病

81 金本浩友 講談社 私は自分の家庭に生きにくさを感じて育った。というより、なんで色々なことがこんなにうまくいかないんだろう、という疑問が子供時代から常にあ…

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ちょっとそこまでひとり旅だれかと旅

80 益田ミリ 幻冬舎 益田ミリは、実はあまり得意ではない。「泣き虫チエ子さん」で、「言わないでも分かってもらえる関係性」こそが愛である、という姿勢にうんざり…

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天路の旅人

79 沢木耕太郎 新潮社 「飛び立つ季節」以来の沢木耕太郎である。息子が未就園児だったころ、当時住んでいた千葉県の片田舎の役場出張所の二階、小さな図書貸し出し…

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博士の長靴

78 瀧羽麻子 ポプラ社 この作者はたぶん、初めましてだ。だけど、なつかしいような本であった。 四世代にわたる家系の、いろいろな人との関わりを描いた作品。最初…

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おやじはニーチェ

77 高橋秀実 新潮社 2019年の10月以来の高橋秀実である。前回の本では言葉についてまじめに考えていたはずなのだが、言葉で言葉を考えるというのがいきなりつ…

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神になった武士

76 高野信治 吉川弘文館 出雲大社に行ったとき、本殿の東西に長屋のようなお社があるのを見た。ここは、神在月に全国から神様が集まったときの宿泊所なのだそうだ。…

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巨大おけを絶やすな!

75 竹内早希子 岩波ジュニア新書 以前、コウケンテツが小豆島を旅するテレビ番組を見たことがある。地元の食材を使って様々な料理をする番組であった。小豆島で作ら…