自己紹介

ブログ移転の経緯(2021.4.22  2021.7.24 補足)

みなさん、こんにちは。サワキと申します。  2008年2月より、某教育系サイトにて読書日記を書き続けてきました。最初は、保護者としての立場から書いておりました…

読書

夢ノ町本通り

141沢木耕太郎 新潮社 「心の窓」以来の沢木耕太郎である。これは、書物をめぐるエッセイを集めた本で、古いものは30年前のものも収録されている。それは「深夜特…

読書

生きるとは、自分の物語をつくること

140 河合隼雄 小川洋子 新潮社 2008年に出された対談集。2005年、小川洋子原作の映画「博士の愛した数式」について、週刊新潮で河合隼雄氏との対談が行わ…

読書

惣十郎浮世始末

139 木内昇 中央公論新社 たぶんはじめましての作家。直木賞作家だそうだ。知らなかったなあ。すまん。夫が面白がっていたので回してもらった本。 主人公は服部惣…

読書

言語学バーリ・トゥードRound2

138 川添愛 東京大学出版会 「AIは『絶対に押すなよ』を理解できるか」という副題をもつ一巻目に続く第2ラウンドである。今回の副題は「言語版SASUKEに挑…

マンガ

ツユクサナツコの一生

137 益田ミリ 新潮社 手塚治虫文化賞受賞作。そうだったのか。 益田ミリはあんまり好きじゃなかった。なんか後ろ向きだよな、と思っていた。でも、最近、だんだん…

読書

からだの美

136 小川洋子 文芸春秋 「文藝春秋」に2020年9月から21年12月まで連載したエッセイ。外野手の肩、ミュージカル俳優の声、棋士の中指、ゴリラの背中、バレ…

読書

ことばの番人

135 高橋秀実 集英社インターナショナル 高橋秀実氏が胃がんで亡くなった。62歳だったという。若すぎる。まさか、と思った。私は、この人のノンフィクションのフ…

読書

家父長制の起源

134 アンジェラ・サイニー  上野千鶴子が、目からうろこがボロボロ落ちる、とワクワクした様子で絶賛していたので読み始めたのだが、これが手ごわかった。一週間以…

読書

宮田珠己の楽しい建築鑑賞

133 宮田珠己 著・写真 傍島利浩 我が家の新刊即買い作家のひとり、宮田珠己氏の新作。「路上のセンス・オブ・ワンダーと遥かなるそこらへんの旅」以来である。本…

読書

旅行人No.164 ポルトガル

132 旅行人 副題は「ポルトガルサウダーデの国すべてを旅する」。「バックパッカー・ヴァイタミン」同様、出版社「旅行人」が紙の本の出版を終わらせるため、在庫の…