自己紹介

ブログ移転の経緯(2021.4.22  2021.7.24 補足)

みなさん、こんにちは。サワキと申します。  2008年2月より、某教育系サイトにて読書日記を書き続けてきました。最初は、保護者としての立場から書いておりました…

エッセイ

歌わないキビタキ

64 梨木香歩 毎日新聞出版 「物語のものがたり」以来の梨木香歩である。この人の書くものを読むたびに心の深いところにしんと染み入るものを感じる。木々や鳥たちや…

読書

世界は五反田から始まった

63 星野博美 株式会社ゲンロン 「今日はヒョウ柄を着る日」以来の星野博美である。星野博美は、最初、ちょっと苦手であった。こうありたい、こうでなければという思…

読書

オランダの花

62 安野光雅 朝日新聞社 今のマンションに引っ越すときに、蔵書の半分を処分した。以後、本は買わないで図書館で借りよう、と固く誓い合った我々夫婦であった、はず…

読書

山本彩香 とー、あんしやさ

61 駒沢敏器 スイッチ・パブリッシング 沖縄が好きだ。何度行ったかしれない。沖縄好きの理由の一つは食にある。沖縄の食べ物はおいしい。ついでに泡盛もすばらしい…

読書

宙わたる教室

60 伊予原新 文芸春秋 この本が原作のドラマを見た。良いドラマであった。私の中ではそれで完結していたのだが、夫が原作本を読んでとても良かったと言うので読んで…

読書

羊皮紙をめぐる冒険

59 八木健治 本の雑誌社 ご近所に新しくできた小さな書店で購入。サイン本であった。やったね! グーテンベルクが活版印刷術を開発するまで、多くの書物は「羊皮紙…

読書

魔窟 知られざる「日大帝国」興亡の歴史

58 森功 東洋経済新報社 日大って株式会社なんだって。学生時代、そんな噂話を聞いたことがある。日本各地に大量の系列高校をもち、あらゆる学部を兼ね備え、数えき…

読書

夜、すべての血は黒い

57 ダヴィッド・ディオップ 早川書房 「うけいれるには」同様、県立図書館の高校生読書活動推進リーダー「読書コンシェルジュ」によるおすすめ本の一冊。「これを高…

読書

望潮

56 村田喜代子 文芸春秋 村田喜代子を最初に知ったのはいつだったっけか。この人、すごい。と夢中になった。それから、全ての作品を読んだつもりが、いつのまにか抜…

読書

うけいれるには

55 クララ・デュポン=モノ 早川書房 時々行く県立図書館で、高校生読書活動推進リーダー「読書コンシェルジュ」によるおすすめ本が展示されていた。その中から選ん…