読書

そして私は一人になった

78 山本文緒 幻冬舎文庫 「自転しながら公転する」を読んで素直に「人生っていいよな」と思えたのを思い出す。そう思った半年後に山本文緒さんは亡くなった。驚いた…

その他・お知らせ

小田嶋隆が死んだ

五日間ほど旅に出ていた。その間、新聞もテレビもほとんど見ないで、スマホでは天気予報ばかり見ていた。帰宅してたまった新聞を読んだら、小田嶋隆の訃報が載っていた。…

読書

2016年の週刊文春

77 柳澤健 光文社 このブログで何度か書いているが、私は雑誌フリークであった。若い頃は様々な雑誌を定期的に買いあさっては読み込んでいた。往復三時間以上という…

読書

ステキな奥さんぬははっ4

76 伊藤理佐 朝日新聞出版 前巻「ステキな奥さんうぷぷっ3」を読んだのが二年前。隔週の新聞連載が一冊にたまるには、これくらい時間がかかるということか。理佐さ…

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女ことばと日本語

75 中村桃子 岩波書店 この本は、このブログのコメント欄で教えていただいたように思うのだけれど、今、探してもなぜか見つからない。教えてくださった方、ありがと…

読書

リアル・シンデレラ

74姫野カオルコ 光文社 姫野カオルコは「安住紳一郎の日曜天国」のアシスタントアナウンサー、中澤由美子のファンだという。彼女の明るい笑い声に励まされて書き上げ…

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神よ憐れみたまえ

73 小池真理子 新潮社 小池真理子は読んだことがなかった。でも、新聞に連載された「月夜の森の梟」は毎回、しみじみと読んでいた。夫の藤田宣永に病が見つかってか…

読書

最後の角川春樹

71 伊藤彰彦 毎日新聞出版 角川春樹という人物に、そもそもあまり興味はない。私は、もともとそんなに映画は見ない。ただ、文庫本には若いころからずっとお世話にな…