名著の話 芭蕉も僕も盛っている

60 伊集院光 KADOKAWA 「僕とカフカのひきこもり」以来の「名著の話」第二弾である。今回は、松尾芭蕉「おくの細道」、ダニエル・デフォー「ペストの記憶」…

ラジオにもほどがある

111 藤井青銅 小学館文庫 数日間、実家に帰っていた。一人暮らしの老母を、月に一回、泊りがけで手伝いに行っている。行帰りの新幹線や、実家で一休みするときのた…

開局70周年記念TBSラジオ公式読本

67 武田砂鉄 リトルモア 「久米宏です。」や「名著の話」などで何度も書いている通り、私はラジオが好きである。学生のころからTBSの「パックインミュージック」…

名著の話 僕とカフカのひきこもり

41 伊集院光 KADOKAWA NHKのEテレで「100分de名著」という番組をやっている。世界の名著とされる作品についてアナウンサーがざっと解説をしたり、…

天使を呼ぶ魔法、教えます

79 白石冬美 大和出版 白石冬美は声優、ラジオパーソナリティ。「作家と猫」を読んでいたら、この白石冬美さんがラジオで話していたことが載っていたので、気になっ…

妻の大往生

「妻の大往生」 永六輔 その昔「話の特集」という雑誌があって、それから、「パックインミュージック」というTBSの深夜ラジオ番組があって、「テレビファソラシド」…

怪物がめざめる夜

92 「怪物がめざめる夜」小林信彦 新潮文庫   伊集院光が「僕が大好きな小説」と言っていたので、読んでみた。なんだか前にも一度読んだことが…

ファミ通と僕

66  「ファミ通と僕 1 2」伊集院光 エンターブレイン 以前にも書いたように、伊集院光のラジオを聞くようになって、この人物にハマった。クイズ番組で素晴らし…

のはなしし

72 「のはなしし」伊集院光 宝島社 「のはなしさん」に続く伊集院光のエッセイ集。 最近、伊集院光にハマっていることは、以前にも何度か書いた。この本には、ここ…

伊集院光と大江健三郎 その2

大江健三郎は、伊丹氏の映画をわざわざ見たりはしない。だが、ある時、伊丹氏の妹でもある妻が、試写会に行った。そして、それはテロに関する映画だった、と話してくれた…