筆のみが知る

146 近藤史恵 角川書店 近藤史恵は「シャルロットのアルバイト」以来だ。珍しく時代物。そして、絵画が絡んでいる。へー、こんなのも書くんだ、と新発見。 幽霊絵…

目の見えない白鳥さんとアートを見にいく

144 川内有緒 集英社インターナショナル 川内有緒を読むのはなんと八年ぶり。八年前に「この人の本をもっと読みたい」と書いていたのに、ずいぶん待ったなあ。その…

エミリー・ウングワレー展

本当はやらなくちゃいけないことがたくさんあるんだけど。 えいや!って全部放り出して、今日は新国立美術館にエミリー・ウングワレー展を見に行っちゃいました。 良か…

百寿を超えて

山種美術館「百寿を超えて」奥村土牛、小倉遊亀、片岡球子 展を観て来ました。没年が、奥村土牛101歳、小倉遊亀105歳、片岡球子103歳。いずれも、百寿を超えて…

偏愛ムラタ美術館 発掘篇

135 「偏愛ムラタ美術館 発掘篇」村田喜代子 平凡社 第一弾と「展開篇」の間に当たる本である。やっぱり村田喜代子は素晴らしい。 黒澤明が村田喜代子の芥川賞受…

つづくで起こったこと

120 『つづくで起こったこと「ミナペルホネン/皆川明 つづく」展93日間の記録』 青幻舎 皆川明の「ミナペルホネン/皆川明 つづく」展が東京都現代美術館で行…

偏愛ムラタ美術館 展開篇

129 「偏愛ムラタ美術館 展開篇」村田喜代子 徳間書店 「偏愛ムラタ美術館」の続々編である。前々作を読んだのは2011年2月。おお、震災直前ではないか。随分…