葬送のフリーレン 10~13

葬送のフリーレン 10~13

49 山田鐘人 原作 アベツカサ 作画 小学館

去年の二月に9巻を読んだきりだった。テレビでアニメが始まったので見ていたのだが、いったんお休みになった。そういえば原作を読んでなかったな、と気づいて最新刊までをゲット。

魔王を倒した勇者や僧侶、戦士たちが亡くなった後、非常に長命の魔法使いのフリーレンだけが生き残って、かつての仲間のことを思いながら、新たな旅に出ている。新しい仲間との絆、過去の想い出との出会い、そして昔倒しきれなかった敵との遭遇。なかなか深い物語である。

無表情に見えて、その内面で様々な感情が動き、葛藤し、そして前へと進む。とても人間的な物語になっているのが面白い。これからどうやって展開していくのだろう。まだまだ読み続けたい漫画である。