プリニウス11

プリニウス11

2021年8月2日

61 ヤマザキマリ とり・みき 新潮社

暑さを避けて、人気のない書店でウォーキング。大規模書店なのに、ほとんど人がいないって、大丈夫なんだろうか。商店が儲かっていないのは知っていたけれど、こんなに空いてるなんて。と思いつつ、気がつけば荷物が増えている。本は買わない、と心に決めたはずだったのに、ああ・・・。

というわけで、本屋で出会った、久々の新刊。いきなりプリニウスの幼少期に時代が飛んでいるのには驚いた。プリニウスが可愛い(笑)。人間よりも熊や狼が仲間だったんだねえ。子供時代の辛い経験、青年期の苦い恋愛、軍隊丁としての功績。後の博物誌につながる経験が描かれている。

それにしても、まだまだ延々と続くと思っていたのに、次回、終幕へ、ってどういうこと?そんなにかんたんにおわっちゃっていいの?それとも、終幕付近のエピソードが延々と続くのかなあ。もっと続いてほしい。