読書

靖国神社の緑の隊長

34 半藤一利 幻冬舎 今年の1月にお亡くなりになった、昭和史に詳しい作家でありジャーナリストであった半藤一利氏が昨年90歳で書き上げた本である。まえがきで靖…

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きのう何食べた?18

33 よしながふみ 講談社 なんか胸が熱くなっちゃった。なんて良い漫画だ、としみじみ。前巻だってもちろん良かったが、これはもしかしたら今までの中で一番胸にしみ…

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続 学校に行きたくない君へ

32 荻上チキ ポプラ社 中川翔子、ヨシタケシンスケ、りゅうちぇる、立川志の輔、春名風花、あずまきよひこ、R-指定、谷川俊太郎、庵野秀明、宇多丸、田房永子、大…

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これからの哲学入門 未来を捨てて生きよ

31 岸見一郎 幻冬舎 「嫌われる勇気」「幸せになる勇気」などを読んできた岸見一郎である。これは、コロナ禍を受けて新たに書かれたという。 明けない夜もある、根…

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葬送のフリーレン 1~4

30 山田鐘人 アベツカサ 小学館 少し前「アメトーク マンガ大好き芸人」で紹介されていたマンガ。気にはなっていたが、そのままにしていたら、夫がいきなり4巻ま…

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仮面の陰に あるいは女の力

29 ルイザ・メイ・オルコット 幻戯書房 オルコットと言えば言わずとしれた「若草物語」の作者である。実は彼女はA.M.バーナードという男性名で、「若草物語」と…

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マジョガリガリ

28 森達也 エフエム東京 「マジョガリガリ」とは「魔女狩り」狩り・・のことである。糸井重里が、森達也の仕事を評してそういった、そうである。 森達也は以前から…

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じい散歩

27 藤野千夜 双葉社 妻、英子八十八歳、夫、新平、八十九歳。深夜に妻がしくしく泣いていることに夫が気がつくところから物語は始まる。大丈夫かと聞くと、大丈夫だ…

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半席

26 青山文平 新潮社 基本的に、ミステリはそれほど好きじゃない。というのは、殺人とか犯罪とかが前提だからだ。人が死ぬ話が好きじゃないので、ミステリを読むとき…

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風よあらしよ

25 村山由佳 集英社 伊藤野枝については、以前、「村に火をつけ、白痴になれ 伊藤野枝伝」栗原康 岩波書店を読んだことがある。 あの本は、伊藤野枝を語ることで…