昭和・戦争・失敗の本質
1 半藤一利 新講社 「靖国神社の緑の隊長」の半藤一利である。彼はジャーナリストであり、昭和史、戦争史の研究家であり、作家である。ちなみに妻は夏目漱石の孫、新…
本が好き、笑うのが好き。
1 半藤一利 新講社 「靖国神社の緑の隊長」の半藤一利である。彼はジャーナリストであり、昭和史、戦争史の研究家であり、作家である。ちなみに妻は夏目漱石の孫、新…
146 鶴岡コレクション 写真・西岡潔 大福書林 昨冬、東京ステーションギャラリーの「みちのく いとしい仏たち」展を見に行った。江戸時代の地方の村々の小さなお…
139 木内昇 中央公論新社 たぶんはじめましての作家。直木賞作家だそうだ。知らなかったなあ。すまん。夫が面白がっていたので回してもらった本。 主人公は服部惣…
89 ヴィクトール・E・フランクル みすず書房 前回、東北旅行で「アンネの日記」を読んだように、旅先でなければじっくり読み切れないような重い本を一冊は持ってい…
84 原泰久 集英社 毎度書くことなのだが、「キングダム」は基本、大量に人を惨殺する話である。ミステリですら、できれば人が死なずに済んでほしいと願ってしまう気…
74 村木嵐 幻冬舎 第13回「本屋が選ぶ時代小説大賞」、第12回「日本歴史時代作家協会賞作品賞」、直木賞候補作。と言っても私は全然知らなくて、夫が読んで面白…
大石学 監修 Gakken 今回は番外編である。私ではなく、母の読書の話。 私の母は90歳である。終戦を小学校六年生で迎えた。女学校に入学し、途中で学校制…
68 アンネ・フランク 文春文庫 おそらく誰もが知っている有名な本である。私も子ども時代に読んだ。だが、「乙女の密告」を読んで、「果たして私は『アンネの日記』…
57 村田喜代子 講談社 信頼の村田喜代子さん。2003年にいくつかの新聞に連載した後、2004年出版された本。村田さんの本は全部読んだつもりだったのに、読み…
43 原泰久 集英社 さて、ついに旅のお供本が切れてしまった。仕方ないので、スマホに死蔵してあった電子書籍をチェックする。おお、あった、あった。64巻までしか…