にいさんといもうと

にいさんといもうと

2021年7月24日

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「にいさんといもうと」

文 シャーロット・ゾロトウ 絵 メアリ・チャルマーズ 岩波書店

 

四年生のクラスのよみきかせに行くことになったので、図書館で本を探しました。自分の子供が大きくなってくると、四年生ってどのくらい大きいんだっけ?とだんだんわからなくなってきます。自分ではとっても大きいと思っている、ちょっと小さい人たち、ってところでしょうか。
 
にいさんは、妹にちょっと意地悪なことを言います。それで、妹はいつも泣いてしまうのですが、ある時、絵を描くのに忙しくて、にいさんのいうことを聞き流します。そして、にいさんは言ってるだけで、本当は意地悪じゃないことに気がつきます。
 
にいさんは、妹と遊びたいだけなんですね。男の子だなあ。物語の最後では、もはや妹のほうがおとなです。二人は仲良く一緒に絵を描き、レモンパイを食べます。
 
兄弟って、こうやって成長していくんでしょうね。

2014/4/10