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「りんごかもしれない」ヨシタケシンスケ ブロンズ新社
息子が、ビレッジバンガードで面白そうな絵本を見つけた、とメールをくれたのが、これ。
ある日学校から帰ってくるとテーブルの上にりんごがおいてあった。でも、もしかしたらこれはりんごじゃないのかもしれない。
そこから、りんごの正体について想像が始まる。もしかしたら大きなさくらんぼの一部かも知れないとか、むいてもむいても皮かもしれないとか、赤い魚が丸まってるだけとか・・・・いや、もっと壮大な妄想が広がっていく。
妄想癖のある私には、意外というよりは、そうそう、そこまで行き着くよなーみたいな感じもあったが、さすがにりんごの兄弟、らんご、るんご、れんご・・・たちには驚いた。楽しんだ。
読み聞かせには向かないなー、残念だけど。高学年が、じっくり時間をかけて眺めてもいい絵本かも。
2014/9/30