香君
153 上橋菜穂子 文芸春秋 「狐笛のかなた」以来の上橋菜穂子である。厚めの二冊上下巻であったので、こりゃ手ごわいぞ、と思いながら読み始めたが、面白くてすいす…
本が好き、笑うのが好き。
153 上橋菜穂子 文芸春秋 「狐笛のかなた」以来の上橋菜穂子である。厚めの二冊上下巻であったので、こりゃ手ごわいぞ、と思いながら読み始めたが、面白くてすいす…
152 小泉悠 PHP 筆者はロシア科学アカデミー世界経済国際研究所研究員としてロシアに在留したこともある、ロシア軍事・安全保障政策の専門家である。ロシアがど…
151 水上勉 文化出版局 ジュリーファンである。そもそもが「サワキ」という名は、本名とは何の関係もなく、ジュリーから連想したものである。沢田研二の「サワ」に…
150 鮫島浩 講談社 学生時代、私は朝日新聞社でアルバイトをしていた。所属は図書部。朝日年鑑という年鑑・統計本の編集である。朝日年鑑には各種団体が取った様々…
149 高野秀行 集英社インターナショナル 高野さんは、新刊が出たら即買い作家のひとりである。「誰も行かないところへ行き、誰もやらないことをやり、誰も書かない…
148 小田嶋隆 イースト・プレス 小田嶋隆が亡くなって半年。世の中は変わらず動いているし、思いもよらないような方向に(おそらく悪い方向に)展開していっている…
147 マシュー・デニソン 株式会社カンゼン 9月に96歳で亡くなったエリザベス女王の伝記。分厚くて結構読み通すのが大変だった。だとしても、世界史音痴の私には…
146 近藤史恵 角川書店 近藤史恵は「シャルロットのアルバイト」以来だ。珍しく時代物。そして、絵画が絡んでいる。へー、こんなのも書くんだ、と新発見。 幽霊絵…
145 筧裕介 ライツ社 「認知症のある方が実際に見ている世界」がスケッチと旅行記の形式で解説されていて、わかりやすい!ととても評判のいい本。認知症の人たちが…
144 川内有緒 集英社インターナショナル 川内有緒を読むのはなんと八年ぶり。八年前に「この人の本をもっと読みたい」と書いていたのに、ずいぶん待ったなあ。その…