読書

余命一年、男をかう

119 吉川トリコ 講談社 吉川トリコは三年くらい前に「マリーアントワネットの日記Rose」を読んでいる。蓮っ葉でぶっちゃけ型のマリー・アントワネットが面白く…

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ごんたくれ

118 西條奈加 光文社 そもそもの出会いは古書展。駅前のターミナルビルで、テナントが立ち退いたスペースに古書がずらっと並んでいるところに運良く(悪く?)通り…

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ディズニーキャストざわざわ日記

116 笠原一郎 三五館シンシャ このシリーズは「交通誘導員ヨレヨレ日記」以来である。結構面白いというか、あまり人に知られていない職業の裏側を描く、目の付け所…

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仏陀を買う

115 近藤紘一 中央公論社 作者の近藤紘一は、ベトナム戦争中にサンケイ新聞のサイゴン支局長だったジャーナリストである。彼の著作「サイゴンから来た妻と娘」なら…

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オリーヴ・キタリッジ、ふたたび

114 エリザベス・ストラウト 早川書房 「オリーヴ・キタリッジの生活」の続編。あれも素晴らしかったが、これはさらにすごい。と素直に思ったね。偏屈で怒りっぽい…

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奇跡

113 林真理子 講談社 この物語は、梨園(歌舞伎役者の世界)の妻が世界的な写真家と出会って、役者となる息子を育てながら婚家を離れ、写真家と再婚し、再婚相手が…

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ルコネサンス

112 有吉玉青 集英社 「美しき一日の終わり」以来の有吉玉青。あれを読んだのは2013年のことだったので、もう十年近くも前だ。内容もすっかり忘れてしまってい…

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ラジオにもほどがある

111 藤井青銅 小学館文庫 数日間、実家に帰っていた。一人暮らしの老母を、月に一回、泊りがけで手伝いに行っている。行帰りの新幹線や、実家で一休みするときのた…

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古本食堂

110 原田ひ香 角川春樹事務所 「三千円の使いかた」以来の原田ひ香。夫からのおすすめ。正直、「三千円・・」は掘り下げが浅いんやないかい、と少々不満であったが…

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心はどこへ消えた?

109 東畑開人 文芸春秋 「居るのはつらいよ」以来の東畑さん。ぐずぐずと愚痴を言いながら職務にまじめに取り組む心理士さん、実は凄腕の人であるが、そうは言わな…