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「あめのひってすてきだな」
カーラ＝カスキンぶん・え よだ じゅんいち やく 偕成社
というわけで、六月の読み聞かせに向けて、本選びを続けています。
雨降りの日にジェームスは黄色いレインコートを着こみ、大きな傘をさして外へ出ます。牛が一匹、アヒルが二羽、かえるが三匹、小鳥が四羽・・・いろいろな動物たちに会うたびに、「あめのふるなか、なにしているの？」「なにか、とびきりゆかいな あめのひのあそび、しらないかい？」と尋ねます。そして、みんなで列をなして、お散歩を続けるのです。さて、最後にはどうなるのでしょうか・・・。
色々な出会いの繰り返し、そして数はだんだん増えていって。この展開は、子どもの物語の定番です。安心して読めるのです。いいなあ、これ。
所要時間は八分。メインに据えるには、ちょうどいい長さかな。うーん、有力候補の一つにしましょう。
2012/5/17