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「うごいちゃだめ!」
ぶん エリカ・シルヴァマン え S.D.シンドラー アスラン書房
四年前まで住んでいた場所に舞い戻ってきたので、おちびが通っていた小学校の読み聞かせ活動に復帰しました。懐かしい顔がたくさん。
復帰第一回目は、三年生です。で、用意したのがこれ。
アヒルとがちょうが、どっちがチャンピオンかを争って、早く泳いだり、高く飛び上がったり。でも、勝負がつかない。そこで、うごいちゃだめ競争をすることになった。そこへきつねがやってきて・・・。
日本の昔話に、おじいさんとおばあさんが、最後の一個のお餅を争って、だんまりくらべをするお話がありますよね。泥棒がやってきたんだけど、ふたりとも黙っていて・・・というお話。あれを思い出しました。
なかなか心温まる楽しいお話です。
でもね。結局、思い返して「そらいろのたね」を読んだんです。「うごいちゃだめ!」は、もう少し大きくなってからのほうが分かりやすいかな、と思って。
ちなみに「そらいろのたね」は大受けでした。「こどもがひゃくにん、どうぶつがひゃっぴき、とりがひゃっぱでてきました」のところで「すげー!」と声が上がったのに嬉しくなっちゃいました。みんな素直ですてき。
次回は四年生担当なので、今度こそ、「うごいちゃだめ!」を読みます。
2013/6/5