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「おにぎり」 平山英三 ぶん 平山和子 え 福音館書店
とても写実的な絵で、ごはんをたいて、うめぼしをうめて、おにぎりをにぎる様子がえがかれている。それだけの絵本です。
それだけなんですが、すごく美味しそう。ご飯の熱さが手に伝わってくるようです。
中二おちび娘に試しに読んでやったら、「なんだ、それだけ。」といっただけでしたが、しばらくして、「おやつにおにぎり食べたい」と言ってきました。梅干しおにぎりを握ってやったら、「海苔は全体に、ご飯が見えなくなるくらい、つけてね。」ですって。
うっふっふ、完全にやられたな。
一分かからずに読めますが、じっくり読んだら、もっと時間がかかるし、さらっと読んだら、あっという間です。これも、読み聞かせの最後の時間調整に。子どもたち、給食が待ち遠しくなることうけ合いです。
2012/6/3