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「てふてふ荘へようこそ」 乾ルカ 角川書店
夫が購入した本。もう、買うなよなー、置く場所がないんだから。と、言い合いながら、図書館で手に入らないと、たがいにこっそり買ってしまう夫婦。まあ、でも、これなら買ってもいいか、と読み終えて思ったのでした。
乾ルカさんという人の本はたぶん初めてだわ。いいじゃん、この人。
てふてふ荘という不思議な名前のアパート(ちなみに、「ちょうちょう」とは読まないんだって。字面通り「てふてふ」って読んでね。)の住人の物語。六号室まであって、それに集会室のお話とエピローグが加わって、八話でおしまい。終わるのがちょっと勿体無いとさえ思ってしまった。
うーん、私だったら、そのままでいたいわ。
って、ネタバレになるから、それ以上書けないけれど。
温かい、いいお話でした。
おすすめ。
2011/8/9