ハワイ旅行記5

四日目、火曜日、続きです。

コンドミニアムをあとにして、今度はホテル敷地内の別のタワーへ向かいます。壁面に大きな虹が描いてある綺麗なビル。ここのロビーで、レイのメイキングレッスンです。わが家の他にも、日本人のおばあちゃまとお孫さん二人、金髪のちっちゃなお嬢ちゃんとそのお母様が参加しました。

テーブルに、紫のオーキッドの花が山盛りにされます。花茎をまず取るように指示されます。ポキっと折ると、形も色もモヤシそっくりのものが取れます。しばらくは、そのモヤシ取りに専念する私たち。それから、糸を通した太い針を渡され、モヤシを取ったあとの穴に、次々と通していきます。山ほどある花。インターバルを少々開けて、終わったことにした夫に先生が厳しい顔で「MORE」と言います。めんどくさいなあ、とブツブツいう夫。しばらくは、淡々と花に糸を通します。ぎっしり通し終えても、まだ、花の追加が目の前に盛り上げられ、モヤシを取って、また通し。相当豪華に贅沢にお花を使うものなんですね、レイって。

やっと先生の許可が出て、糸の端と端を結びつけて、レイの出来上がり。モヤシを残してあるお花を耳にも挿して、レイを掛けて、にっこり記念写真も取りました。おちびに、花びらを一つ、おでこにつけられちゃったので、インド風だったかも。

それから、例によって海とプールに繰り出します。最近平泳ぎを覚えたおちび。顔をつけては泳げるのに、顔を出すと、なぜかずんずん沈んでいってしまいます。防水のデジカメを購入した夫は、写真を撮りまくりますが、古い感覚の私は、デジカメに水か掛かるたびに、うひゃあ、ってつい思ってしまいます。潮がついたから、ってあとで水で洗ってるのを見ると、何だか背中がぞっとしてしまいます。

海辺から少し離れたところにある小さなプールは、メインのタワーの宿泊客があんまり来ない穴場。そこに移ってまたじゃぼじゃぼやって、プールサイドのスナックで、ホットドッグのお昼。大ぶりのソーセージというよりはフランクを挟んで、上にチーズを乗っけたパンに、タマネギとピクルス、マスタードにケチャップは好きなだけかけて。これが思いがけなくうまい、とおちびは大喜びです。そこまでうまいかなあ・・・。

長いので、また続きます。

2010/9/9